貧乏シリーズです。
映画監督が、お金持ちの家を描写するとき、部屋に何も置かない。
貧乏な家のとき、ごしゃーーーーーーーーっ、とモノを並べる。
そう、貧乏な家は、モノがあふれている。
そのくせ、必要なときに、必要なモノが出てこない。
出てきても、たとえばそれがハサミとして、切れないハサミだったりする。
そしてごしゃーーーーーーっとあるモノのすべてが埃まみれである。
掃除、整理整頓の発想がない。
貧乏だから、モノが増える。
モノを整理整頓しないから、ますますモノが増え(実数より多く感じる)、
ますます整理整頓がめんどくさくなって、掃除しない。
ますます貧乏が増す。
きれいに整理整頓されて掃除の行き届いた家で貧乏なところを見たことがない。
特に水回り。洗面台、お風呂、トイレ。
これも、「何かをあきらめたり、捨てた」思考回路が、行動を阻むのである。
つまるところ、行動しつづけている家に貧乏は来ないのだ。
カート・ヴォネガットいうところのBIG BRAIN、あたまデッカチに、
「あーいえば、こー言う。でも行動しない」思考グセが
すなわち、貧乏グセになっちゃうのである。
どうすればいいか。
考えず、無心に、行動することだ。
手近なところで、トイレ掃除する。整理整頓する。モノを捨てる。
動くに追いつく貧乏なし。