シリコンバレーのように、新しいアイデアが続々生まれるための条件は3つある。
2つが個人に伴い、1つが環境条件だ。
#1 <個人に伴う条件>
そこにいる人が、ある一定の頭脳を持っていること
「頭脳」というのは、学歴的な意味でのガッコアタマの良さではなく、
シリコンバレーであればクリエイティブ・シンキングのできるだけの基礎脳力を
指す。
#2 <環境的条件> 地理的に近いところに人が集まっていること
#3 <個人に伴う条件>
組織の壁を超え、コラボレーションするマインドと
スキルが備わっていること
10月12日にリリースする新作
『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。』(→クリック!)
を執筆しながらヘビーローテーションで聴いていたのはビートルズ
『Abbey Road』。ぼくの中でビートルズ最高傑作。
そして、ビートルズこそが、上記のシリコンバレー的条件を3つとも満たしていた。
『Abbey Road』、メイキングの音を知っているので、完成品になったときの素晴らしさがよけい
に際立つ。つまり、「5人目のビートルズ」とされたプロデューサー、ジョージ・マーチン
の腕の素晴らしさだ。
たとえば、『She came in through the bathroom window』。
リハの時はもっとスローテンポだ。
ところが、メドレーの中にはさまれると、
前の『Polythene pam』から流れるようにつながり、カッコいいタンバリンが
導き、ワクワクするAメロに入る。
そしてAメロ2巡りでのポールのファルセット。
一瞬入るから、カッコいいんだよね。
・・・もともと話したかったことへ話を戻そう。よいしょ。
シリコンバレー的コミュニティができると、それだけでメディアになる。
これからの時代、マーケティングはマス(HOW MANY)ではなくWHOに
フォーカスしなければ効果は出ない。つまり、マスメディア広告を
お金で買っても、ムダということだ。
ではどうすればいいかというと、メディアとしてのコミュニティに所属していること
が重要だ。
同じインタレストをもったコミュニティの中を、インタレストを満たすアイデアなら
簡単に伝染する。無料だ。
MAIDO-internationalを通じて、大阪をシリコンバレーにしようというビジョン(→)。
MAIDO-internationalというコミュニティを通じ、コラボレーションが弾んで、
だれかのアイデアが、たちまち伝染する。
一社・一組織だけでビジネスサーフィンを乗り越えるより、コラボレーションの力を
使おう。
・・・・・とここまで書いたとき、突然の雷雨。
すごい雨。
様子を見るために、中途半端だけど、今日はここまで。
三人寄れば文殊の知恵、誰と集まるかか?
名古屋も漸く、小雨に。