を観て来た。
日曜 『レ・ミゼラブル』
月曜『吉本百年物語』
火曜『ライフ・オブ・パイ』
今日金曜『マリー・・・』
6日間のうち、4日、映画か演劇に触れている。
理由は「感性を磨く」ため。
マーケティングにせよ、ブランディングにせよ、感性勝負だ。
『マリー・・・』はずばり、「女子映画」だった。予想通り、非常に面白い
ので、特に女性へ、お奨めです。
サイトで「日本の20年後を予見」というピント外れなコメントを言っている
「著名人」がいるが、そんな映画ではない。「生き方」「あり方」を問い直す
映画であり、むしろ30代くらいの若い人にこそ響くんじゃないかな。
イギリス英語が耳に心地よかったよ。
映画の後は、お定(き)まりの書店めぐり。今日は紀伊国屋。
いつもと違う入口からわざと入ると、来ましたよきた。
いきなり大きな「引き」がきた!
「セシルマクビー」ブランドを運営しているジャパンイマジネーションは
季節を春夏秋冬ではなく7つに区切っている。
興味深いなあと思っていたら、『日本の七十二候を楽しむ 旧暦のある暮らし』
に出会った。ちょうど今日は二月一日。東風凍(こおり)を解く。
東風とは春風のこと。
日本には二十四の節気と七十二の季節がある。旧暦で暮らすとはめぐりくる季節や自然を
楽しむこと。
いいねえ。
と、さらに歩いていると、内田彩仍さんの『毎日をつくるもの』『12か月のこと』
に出会った。内田さんのことはまったく存じ上げないが、福岡にご主人と愛猫クリムと暮らして
いらっしゃるらしい。
本のページをめくる前に、既に、「いい気」が立ちのぼってきていて、即買い。
これらの本たちとは、リアル書店でなければ出会えなかった。Amazonがどんなに知恵を
こらしてぼくの購買履歴からタグ付けしようと、まず無理だろう。
また、紀伊国屋へ入る入口も、いつもと違うところから入ったから出会えた。
ということで、これから読書を楽しむのだ。
なんという至福の時。
でもこれも、実のところ、原稿のためなんだけどね。