新しい年を迎え、目標立てる人も多いと思う。

SNS(FacebookやGoogle+)を見ていると読書目標、セミナー

参加回数、観る映画の本数・・・などなど、

各項目ごとにしっかり立てた

という人もいる。すごい。

年末、**については50%、**は90%・・・というように、

振り返りをして、2015年に備えるのだろう。

そういうやりかたもあるが、ぼくは、特に今年2014年は、

ゆるーくいくことにした。

ずばり、「ゆるみ力」を目標にした。

そう思っていたらセス・ゴーディンもブログで

ニュアンスは違うものの、同じようなことを

言っていて(→)、彼は

「resilience」という言葉を使っている。

resilienceの意味は、「回復力」とか「弾性」とかいったもの。

そういえばこの言葉(resilience)、

『祝福を受けた不安』(→)原書でポール・ホーケンが

「地球環境汚染に対する地球の抵抗力」

といった意味で使っていた。

resilienceは、ぼくの「ゆるみ力」と似ている。

生活していたり、仕事していて、予定通りには

いかないことがある・・・というか、予定通りいかない

ことのほうが大半だ。

そのとき、目標をがっちり固めてしまっていたら

ほんの少し球がそれただけでアウトになってしまう。

しかし、「ゆるみ力」があると、

「ま、それもあるよね」

で、現実のほうに目標を合わせてしまうのだ。

つまり、打ったボールがOBになりそうなら、

OB杭を動かしてセーフにしてしまう。

投げたボールはすべてストライク

になる。

これが、「ゆるみ力」。

そう、「起こることはすべていいこと」

という哲学が、根底にある。

人は、思い通りにならない。

お金も、予定通りには稼げない。

子ども? 言うこときくはずがない。

起こったことすべてに

「そうきたか」

と受け止め、「ゆるみ力」で修正していく。

これがぼくの、2014年の「目標」です(笑)。

January, 2014, OSAKA

January, 2014, OSAKA