が金融・クレジットカードの再定義をしたように、
別のアプローチからも、いわゆる「人の信用を担保する」
方法が再定義されている。
日本で起業のネックになっているのは不動産業界の古いしきたり
である。起業してオフィスとして使う部屋を借りるのに保証人が必要
だけど、その保証人が「三親等以内」とか、わけわからない。
ぼくの三親等なんか、みんな死んでしまっていないし(笑)。
だから自社ビルを建てるしかオフィスを借りられないのなら
起業できるはずないじゃないか(笑)。
ところが、「信用担保」が再定義され、Social Trust(ソーシャルな信用)
が新たなものさしになってきている。
自宅の空いた部屋をまったく見知らぬ人に貸し出す
airbnb(→)で、たとえば東京・渋谷の部屋を探すと、
中に「Tetsu-Law Visualizerさんはこのホストと友達です」
という表示の出る部屋がある。
そう、ぼくはTetsu-Lawさんと顔見知りだから、安心できる。
いまのところアメリカ限定のサービスだが
車の相乗り相手を探す
も、Facebookで氏素性の担保を取っている。
だから、「三親等以内の親族の保証」
なんて、いつまでも言っていたら簡単に自分の
ビジネスそのものを失ってしまうのだ。
Social Trust、ますます面白くなるね。