「あなたも講師になれる!」vol.8

今日はいよいよネタ(持ちネタ、テーマ)。

ぼくは一体いくつネタをもっているのだろう、と2009年秋、ふと

思い立ち、書き出してみた。

これがノート実物です

これがノート実物です

ブランド

プライシング

パーミション・マーケティング

1to1マーケティング

バイラル・マーケティング

セールス・プロモーション

CSR

ビジネス2.0

企画心

プレゼンテーション

リーダーシップ

モチベーション

勉強法

・・・・

その当時(2009年11月時点)で86個のネタがあった。

それから1年ちょっと経っている現在、「ドラッカー」「共感で繁盛する!」

「イノベーション」「戦略」などなど、さらにネタが増えて充実しているので

おそらく100はあるだろう。

だから、セミナーでパワーポイントなどのスライドウェアを事前に用意する

必要なんてなくて、「出たとこ勝負」でじゅうぶんなのだ。

しかるに、「話ができることとオーディエンスの満足は別」なわけで、

会場のサイズ、オーディエンスのアウェー度、主催者からの要望など

を加味して、スライドを使うかどうかを判断する。

いずれにしても、ネタはあくまでネタであり、「当日の聴衆の役に立って

こそ意味がある」。だから、ネタはあくまで素材とし、毎回、味つけなどの

調理が必要だ。

たとえば来週月曜、17日に福井商工会議所から招かれてするセミナーの

タイトル(主催者からの要望)は

「顧客に愛される店づくり」

だ。

このためぼくは何をするかというと、現場へ出る。

めがねを作ったJR逗子駅前の「めがねの荒木」に出向いて

担当してくれたグラスアドバイザーの菅原さんと会う。

簡単な話しかしないけど、現場の空気を感じ、菅原さんの写真を

撮らせて戴く。

このような「新鮮なネタの調理」は現場でしか行えない。

整理すると;

a. ネタは豊富に仕込む

b. ただし、ネタはあくまでネタ

c. 聴衆の役立つように調理する

d. 調理の秘訣は、現場の空気を取り込む

e. スライドウェアを使うかどうかは効果があるかないかで判断

いつも使わなければならない、というわけではない

おっと、もう一つ忘れていた。それは「現物」。

それについては次回。