畏友・森本繁生氏がネットショップにTOCを導入して成果を
出したと、忘年会で聞いた。バンドのドラム・マーキィも
工場長時代、TOCで驚くほどの成果を出し、イスラエルまで
ゴールドラット博士に会いに行ったと話していた。
ベストセラー『ザ・ゴール』がすべての出発点だが、この本、
2001年に出版された当時、代官山とニューヨークを行ったり来たり
していて、もちろん入手して読んだのだが、その時はピンと
こなかったんだ。
で、しげおちゃんやマーキィがそこまで言うのなら、と紛失した
ままだった本をもう一度買い直し、読み始めたら、イケルやん!
おいしいやん!
特にスループット会計の考え方はすべてに当てはまる。
ぼくは引っ越しのたびに本を捨てているのだけど、本に限らず、すべての生活
用具、「それがゴールに到達するために役立つか?」でとらえ直すと、大半の
モノは要らないことに気づく。ダンシャリの根っこにつながるし、「何のため?」
というのは陽明学の知行合一につながる。
贔屓にしているfujinoya(→クリック!)さんが二毛作して、
朝と昼は「サンドイッチ専門店」、夜は「西天満バル」と、
一つの看板を入れ替えて使っている。
とにかく動いている店で、人が絶えない。
若い女将さん、店にいる間、止まっているのを見たことがない。
常に動く。
動くに追いつく貧乏なしで、おかげでこの店は常に笑い声が絶えない。
fujinoyaさんの、「ポテンシャルをフルに引き出す」動き続ける経営も、
TOC的にいうと、在庫と業務費用を減らし、スループットを最大化する
のに最適なのだ。いいね!