日曜だけど朝からフル稼働。
ニューヨークジャピオン原稿とJOYWOWメルマガ原稿を仕上げ、
MAIDO-international塾生のレポートを読んでいる。
これは、1月22日付朝日新聞コラムを読み、ブランド論的に論考せよ、
という課題だ。特に提出するようには求めていず、実際にはクラス
の中で討議しようとしていたのだが、昨日のクラスで時間配分を間違え、
しかもぼく自身がうっかりしていたため、結局提出してもらうようになった。
レポート内容、もちろん栄えある一期生、全員すばらしい。
ブランドゾーン、機能ゾーンを具体的事例にあてはめ、さらに時代の潮流の
変化とともに顧客心理が変化していることをしっかりとらえている。
100%の姿勢で、これまで学んだブランド論を駆使して論考している。
この「100%の姿勢」が素敵だ。
話は変わるが、事例として。
初めてのマッサージにかかると、背中へのファーストタッチでその人の腕がわかる。
次に、その人の、技術に対する姿勢を見る。タッチでわかる。姿勢が大事なんだ。
技術的にはまだまだ途上だとしても、向上しようとしているかどうか。
この姿勢も、タッチの具合でわかる。
向上しようとしている人、うまい人は、筋肉と対話している。
さらに勉強不足の施術師だと、ひじを使い始める。
いまどきひじを使うマッサージ師は、顧客から置いていかれていることに
気づいていない。マッサージ好きな「上級」顧客ほど、ひじがどれだけ
筋肉にダメージを与えるか、知っているからだ。ひじを使うと、筋肉と
対話なんて、とうていできない。
こういう仕事への姿勢に出会うと、どうして100%仕事に打ち込まないんだろう、
と哀しくなる。
「不況なので、儲かりません」
という商人は、100%やっているのだろうか?
勉強しまくっているのだろうか?
そしてこのことは、自分自身にも問いかけなきゃ。
100%やっているのか? と。
今日一日、100%で取り組もう!