産業革命の続き。
民衆の不満が革命につながるように、産業革命は顧客の不満が起爆剤になる。
不満の多いビジネスほど、革命化は速い。
あと、今回の産業革命のトリガーがNetで、その本質は「情報格差がなくなる」
だから、情報格差が利益の源泉のビジネスはイチコロで倒れる。
昨日ここで挙げた旅行業界はその最たるものだね。
百貨店はどうだろう。
「百貨」というならネットのほうがそれこそ何でもある。
だから、さまざまなdepartmentが揃っているという点は
もはや賞味期限切れ。
それよりリアルに商品を手で触れる、という点こそが、強み
だろう。味わい、においをかいで、色を楽しむ場。
リアルな場の楽しさ、という原点に帰るとうまくいくと思う。
阪神が毎年やっている大ワイン祭りはその点、的を射ている。
百貨店といえば、アパレルの世界でも、その本質に立ち返ったビジネスが繁盛するだろう。
ネットで買えば済むユニクロのサンダルと違って。
たとえば、日常生活に色(カラー)を取り入れることの喜び、QOLを高めるカラー体験などは
決してネットでは無理だ。
JOYWOWのwakaこと若山真由美のビジネスumu-waka(→クリック!)は
モノを売っているのではない。
カラー体験を売っている。
商品としてのumu-wakaストールは、自宅へテイクアウトする、
楽しいカラー体験がカタチになったもの。
今月5月24日-27日名古屋で開催されるアートギャラリーイベントは、
「自分のカラーを体感できる」という意味で、面白いと思います。