メルマガ『電脳市場本舗〜Marketing Surfin’』(→クリック!)のネーミングをしたのは
1995年、JR大阪環状線「福島」駅前にある、そのドーナツ店だ。
カウンターでお気に入りのハニーディップを食べながら、子どもたち
とワイワイ言いつつ、決めた。
最初に浮かんだのは「サーフィン」というワードだった。
マーケティングとネットのメールマガジンいうアメリカンな言葉と
古くさい「電脳」「市場」「本舗」をくっつけてみたらどうだろう。
ぼくはこのチェーン店のハニーディップ、シュガーレイズドが
大好きで、食べるといつも幸せな気持ちになれた。
日本市場を開拓するさい、ライバルチェーン店がアメリカ仕込みで
ガンガンやったのに対し、あくまでマイペースの市場創造をして、
最終的には勝ち残ったエピソードも好きで、たしか何かに書いた記憶が
ある。
なのに。
ここのところのあの店のドーナツの味の落ちたことったら!
100円とか低価格路線に走り、カウンターにいるのは外国人。
外国人が悪いとはいわないが、あのドーナツ店の売りは、
ニコニコ楽しい笑顔とワクワクするおまけだったはずだ。
あの、ワクワク感が、店頭から、消えて何年?
おそらく、来店客数が減少しっぱなしなんじゃないかな。
だから「安くしないと売れない」強迫観念で、値下げし、
収益がますます悪化、ますます悪化するから店頭には
「疲れ」「頽廃感」が漂い、またお客さんが遠のく・・・
負のスパイラル。
お願いだ。
価格は値上げしていいから、昔みたいにおいしいドーナツを作ってほしい。
ファンはみんな、そう思っているはずだ。
お願い!
小学生の頃、母親にくっついて買い物に出かけた時に良く買って貰った。ふさふさ、元い、ふわふわのシュガーレイズドがお気に入りだった。今もその時の思いでシュガーレイズドを買うが、何か違う、てっきり自分の舌が肥えたと思っていたが、そうでは無かったのか。
あの頃の美味しいシュガーレイズドが食べたい。