ひきつづき、牛肉サミットの話。
感動の連続だった。
一番の感動は、昨年の優勝者、米沢牛 黄木さん(→クリック!)が
100万円の賞金に手をつけず、今年、「滋賀県の子どもたちに・・・」
と逆寄付されたこと。
経営やっていたら、現金のありがたみは、ものすごい。
黄木さんがどうの、というのではなく、これは一般論だけど、経営してたら、
だれだって現金はのどから手が出るほど、欲しい。しかも昨年は震災の余波が
まだ大きかった頃だ。
手をつけない、
それを寄付する。
同じ経営者として、胸にこみあげてくるものがあった。サングラスをしていて、よかった。
牛肉サミットでは、ほかに、一杯参考になることがあったよ。
その一つが、「サイズを小ぶりにする」ということ。
一口サイズにする。
だからいくらでも食べられる。
サイズの工夫、というのは、いろんな応用ができる。
利き酒でも、一合ではなく、45ccとか、小さいサイズにする。
すると、たくさんの種類を楽しめる。
ラブホテルが「ご休憩」とおおざっぱにするのではなく、1時間単位にしているのは
一種の発明だ。
ビジネスホテルが真似して「ディユース」といって、1時間単位で細かく料金設定するところが
出てきている。
ほかに、「小ぶり」にするとよさそうなものって、何だろうね?
あなたの会社やお店で「スモールサイズ」にすると面白くなりそうなものを、
話し合ってみても面白いかも。
以前サービス業のお客様向けにセミナーをやっていたところ、ラブホテルを経営されている会社から多数の参加申込をいただき、不勉強なので色々調べてみました。
通常ホテルは宿泊がメインで、その稼働率も100%となる事はなかなかない(東横インあたりではよく聞きます、でも、逆に余裕がなくて問題が起きたりしますね…)のですが、ラブホテルは休憩での利用があるから、なんと6回転することもあるそうです。
誰に、どのように、どれくらい、と今のビジネスに当てはめて考えると、まだまだ死角になっていることが沢山ありますね。