土井英司さんの著名なメルマガ・ビジネスブックマラソンで
ぼくの新刊が紹介されました。土井さんの「パーミション」戴いた上で、
ブログに転載させて戴きます。土井さん、ありがとうございます!
(引用開始)
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ビジネスブックマラソン Vol.3015
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■〔1〕本日の一冊
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『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。』
阪本啓一・著 日本実業出版社
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534050038/businessbookm-22/ref=nosim
<楽天ブックスで購入する>
http://bit.ly/OSmU90
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こんにちは、土井英司です。
本日の一冊は、IT起業が最高に盛り上がっていた1999年に、
セス・ゴーディンの『パーミションマーケティング』を日本に
紹介し、一躍有名となったマーケティング・コンサルタント、
阪本啓一さんによる一冊。
パーミションマーケティングとは、メールマーケティング全盛
の時代に、「One to One」を超え、顧客に許容(パーミション)
してもらう。つまり、メッセージを受け取ることを期待する顧
客にアプローチし、ニーズに合った「適切な情報」を届けるこ
とを推奨したもので、情報過多の今日、支持されている企業は
どこもこのパーミションマーケティングを行っています。
『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。』
は、このパーミションマーケティングの考え方をさらに推し進
めたもので、コミュニティの時代に合ったマーケティング手法、
アイデアを紹介しています。
つながり(=LINK)がベースの時代には、そこを流通する
アイデアや商品が重要になってくる。
FacebookやTwitterで顧客とつながっても、いいアイデア、提
案ができなければ、ビジネスは進展しません。
あなたが顧客をワクワクさせられなければ、顧客はやがて、よ
りワクワクするコミュニティに移ってしまうことでしょう。
そんな時代にどうやれば、顧客の心に深くささるメッセージが
作れるのか、広まるアイデア・商品が作れるのか、どうやれば
人々が口コミしてくれるのか…。
本書では、あなたのアイデアが広まりやすいかどうかチェック
するために、3つのチェック項目を設けています。
・ひと言でいえる
・伝えた相手が何らかの得をする
・つい伝えたくなる面白さが含まれている
実際に広まり、人気を博している事例として、ボーイズラブ専
門の中央書店を紹介したり、著者がニューヨークに住んでいた
頃、行き着けだった繁盛店のパン屋さんを紹介したり、小ネタ
も楽しく読むことができました。
なかでも気に入ったのは、お得意様1人ひとりの名前を呼びか
け、「みんなのためにおいしくなってね(for them)」と話し
かけるパン屋のエミリーさんの話。
自分がアメリカ在住の日本人著者で、「本の進み具合はどう?」
「本がすらすら書けるパンよ!」なんて声を掛けられたら、当
然ひいきにしてしまいますよね。
本書からは、商売で大切な「心」を教えてもらった気がします。
ぜひ、チェックしていただきたい一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「予約」という肝心要の顧客とのタッチポイントを「じゃらん」
や「一休.com」などのネットサービスに頼るようになったがゆ
えに、ブランドの危機を迎えているホテルブランドが多数ある
サウスウェストはバスを利用する顧客に「空で移動する」とい
うオプションを提案し、支持された。つまり、他社のカスタマ
ーを奪うのではなく、他社のノンカスタマーの「不(不満・不
安・不便)」を的としてボールを投げた
◆広まりやすいアイデアかチェックする3つのポイント
・ひと言でいえる
・伝えた相手が何らかの得をする
・つい伝えたくなる面白さが含まれている
メッセージは「変化と解決」を伝えよう
人はそのインタレストを通じてグループをつくっている
社会の「不」を読み取ろう。それが「たった1人」になる
中央書店(本社広島市)は、アマゾン全盛のこのご時世に、ネ
ットによる本の販売で繁盛している(中略)「ボーイズラブ」
という狭いインタレストをもつグループが対象なのである
パーミションマーケティングにおけるメッセージは期待され、
パーソナルで、かつ適切な内容でなければならないのにそうな
っていない
ガリガリ君はガリガリ君だから売れた。あれが「アカギシャー
ベット」では、あれほどまでに売れなかっただろう。ネーミン
グをひと工夫しよう
その店は、店主のエミリーが毎朝自分で焼いていた。ただ焼く
だけではなく、焼く前のパンにお得意様1人ひとりの名前を呼
びかけ、最後「みんなのためにおいしくなってね(for them)」
と話しかける。店頭に立つエミリーは忙しい。お得意様全員の
顔と名前を覚えているし、近況もしっかり頭に入っている。
「Kei(ぼくのこと)、本の進み具合はどう?」と声をかけて
くれる。「本がすらすら書けるパンよ!」と笑って渡してくれる
ほんものであること。これに勝るものはない
マーケティングの目的は「伝えたい」「また来てほしい」「広め
たい」だ
ブランドや企業のホームページでは、必ず主語を明確にしよう
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『「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。』
阪本啓一・著 日本実業出版社
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534050038/businessbookm-22/ref=nosim
<楽天ブックスで購入する>
http://bit.ly/OSmU90
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◆目次◆
プロローグ 革命なう~とんでもないチャンス到来!~
CHAP1 つぶすには?
CHAP2 たった1人
CHAP3 感染(うつ)すんです
CHAP4 FACE(看板商品、看板娘)をつくろう
CHAP5 ソーシャルメディアも「たった1人」のために
CHAP6 アナログ力を鍛えよう
CHAP7 「たった1人」にフォーカスする
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