JOYWOW創立記念日です。今日。
パチパチパチ。
よう8年ももったよなあ、というのが正直な感想です。
これも皆様の応援のおかげです。感謝!
で、昨日のJOYWOWイベントでアナウンスし、JOYWOWメルマガ今週号でも
ぼくがコメントしているので簡単に済ませますが、JOYWOW社長、交替しました。
ぼくが社長やります。
・・・ん? で?
あ、すみません。何も変わりませんので(笑)・・・
ひきつづき変わらぬご贔屓、よろしくお願いします!
昨日のパーティについてはFacebookでも写真がいっぱいあがっているので、
割愛します。
あくまでライブだから、その場にいないと、文脈のシェアは難しいもんね。
それより、3次会に行ったバー「エッセンス」についてブランド論から話してみよう。
なんだかここのところ、バーづいている。
おととい行った大阪のバーとはコンセプトが違う。
エッセンスのブランド・エッセンス(笑)は、
70年代(80年代もあるのかな?)ソウル。
音楽が主人公。しかもアナログレコードの音。
アナログレコードが数百枚、棚にぎっしり詰まっている。
オーディオテクニカのターンテーブルが二台並んでいて、マスターがかける
レコードを一枚ずつヘッドフォンで確認しつつ、音出ししていく。
久しぶりに聴くアナログレコードの音は、すごかった。
CDが出始めたときは、「レコードよりいい音」という宣伝の仕方が
されていたと思うが、実のところ、人間の可聴音の範囲からはみ出る部分を
カットしているから、ほんとのホントはレコードのほうが「深みと広がり
ある音」なんだって(昨日、ZONOとTaizoに教えてもらった)。
たしかに、CDに慣れた耳には、「刺さる」感じがする音だ。
それだけ胸にズン、と来る。
すげーーーーー。
マスターにあいまいな情報を投げても、きちんとレコードを選び出してくれる。
昨日ZONOのリクエストで知ったBobby Womack(→)。
久々に聴いたStuff(→)。
などなど、世界にはぼくの知らない音楽がまだまだあって、そしてそれらを
まだ知らないことはとても楽しみな体験が待ってくれているわけで、
おいしいおやつが山盛りで待ってくれているような、そんなワクワクな
気持ちになった。
早速アマゾンでCDを買ったけど、でも、音がレコード
とは違うんだよね。
そしてこれこそがブランド・エッセンスの力だと思った。
他の店が簡単に真似できない体験。
品揃えパーフェクトなアマゾンでも得られない発見の喜び。
これら発見と体験の喜び。
それを支えるブランド・エッセンスはマスターの、音楽への愛。
他店は盗めないし、コピーできない。
マスターの音楽愛に共感する客、きっとこれからも、絶えない。
365日営業しつづけるエッセンス。
今夜もソウルミュージックバカに会いたくて、同じくソウルミュージックバカたちが
横浜へ集うのだ。
発見と体験の喜びを求めて。