漢字は絵画的にできている。
「日」は太陽をデッサンしてデザインされたものだ。
地平線や水平線から昇る意味と絵画的な図柄から、
「旦」が生まれた。朝という意味。
木の向こうに日が見える方角だから、「東」。
草の下に日が落ちたら夜。「暮」。
このように、自然のデッサンと意味で出来た文字を
使う人と、アルファベットのように音との対応のみの
文字を使う人とでは、発想が違ってきて当たり前ではない
かなあ。
商品開発、まったく違うアプローチになるはずだ。
どっちがいいとか悪い、というのではなく。
ある土地に、戈(ほこ)で印をつけて、存在を定める。
これが「或」。英語にするとbe。
この存在を確固たるものとするために囲うと
「國」になる。
まずbeingがあって、その後国境を定める発想と、
そうではない国境観というのも、違ってくるんだろうね。
*タイトルはなんとなく「アリス」ってつけちゃいました。自分でも意味不明です。