小学生の頃読んだ詩に、こんなものがある(詳細忘れたので大意)。
おとうさんの仕事は荷物を運ぶ
坂を荷車引いて上がる
おにいさんと後ろから押してお手伝いした
でも ぼくは小さいから 役に立ってないだろうな
ちょっと押すのをやめてみた
下がった
あ ぼくでも 役に立ってるんだと
うれしくなった
<役に立っているという実感>
組織風土と社員のモチベーションについて考えていて、
ふとこの詩を思い出した。
モチベーションを高める方策として、
給与、福利厚生、休暇、など、
さまざまな「仕掛け」や「仕組み」が考えられる。
しかし、それだけでは足りない。
やはり
「ぼく(わたし)は、役に立っているのだろうか」
という素直な気持ちに答えているかどうか。
だれが?
社長、上司、同僚、仲間。
そのためには、みんなでシェアするミッションとビジョンが必ず要る。
ビジョンは「こうなったらいいね」という景色。
イメージ。
ミッションはビジョンを実現するために何をするかという行動。動詞で表現だね。
JOYWOWでいうなら、ビジョンは
「ビジネスの世界にJOY(喜び)とWOW(感動)を!」
ミッションは
「すべての活動にJOYWOWを込める」
ビジョンもミッションも、雨が降ったり逆風が吹いたりした
時こそみんなのこころを温める役割を持つ。
顔を上に上げる力を持つ。
「部下のマネジメント」
なんて難しい言葉は要らない。
部下の
「ぼく(わたし)は、役に立っているのだろうか」
という問いに向き合う。
それだけでいい。