今度の本の日経編集者は『ゆるみ力』『共感企業』
『リーダーこれだけ心得帖』(単行本、後の文庫化も)で
仕事を一緒にした古いつきあいのある人。
北鎌倉に住み、ぼくは当時葉山だったので、エリアの好みも同じ、話が合う。
昨夜は新刊の打合せ兼ねて、丸の内にある自然派食材とお酒(寺田本家の日本酒)
をいただきながら二人話した。
流れで、
「ぼくたちは何のために本の仕事、してるんだろう?」
というテーマになった。
書店は減っていく、アマゾンの存在感は増す一方。
編集者とぼくの意見は一致していて
「社会にインパクトを」
子どもたちにいまより良い社会を引き継ぐのが責任だと。
本はそのためにあると。
だとしたら、本という物体をお金と交換する線型思考ではなく、
サムシングをくっつけて届ける。
お金とプロダクトの交換だけではない、何かそこにくっついていて、
さらに別のサムシングが生まれるような、言ってみればらせん非線型思考。
ぼくはそこでお祭り、ということを発想した。
本はツールに過ぎない。
お祭りやって、社会へのインパクトを高めて。
そういう熱い夜だった。
ぼくはホテルに帰り、熱いほてった頭で昨夜のブログを書いた。