大企業あるいは著名企業のブランド

・・・たとえば、コカコーラとか、資生堂とか、トヨタとか・・・

は終焉を迎えるのではないかと思う。

アマゾンやアップルは同じくビッグブランドだが、

ぼくたちはアマゾンがブランドだから購入しているとはいえない。

もう生活インフラになっているから水や空気のように

使っている。

同じくiPhoneも、インフラだ。

だからiPhoneの新作ときいても、あまりときめかない。

どうせたいした違いはないとわかっているから。

大企業のビッグブランドがなぜ終焉を迎えるかというと、

現代のブランドが備えている必要のある要素が決定的に

欠けていて、かつ、時間が経てば補えるようなものではなく、

構造的な欠点だから。

  1. 一般的に、大企業社員はフェイスブックなどSNSで「個人」としてつながることをしていない
  2. だから、エコシステムの思想を「アタマ」では理解しても、「身体」ではわからない
  3. わかろうともしない
  4. だから顧客とダイレクトにやりとりする体験がわからない
  5. 現代のブランドは企業が作るのではなく、顧客がシンパシーや共感を感じて「中の人」化するプロセスで形成される  *顧客はたとえば、ネコリパブリックのあさか首相の凹を埋めようとして「中の人」化する

このように、大企業は組織が肥大化し、「匿名」化に慣れきっているため、

SNSのデジタルな社会、エコシステムと決定的に馴染みが悪い。

アマゾンの誰それ、とか社員の顔が浮かぶ人はいない。

だから。

個人や中小企業に大きなチャンスが巡ってきている、最高の時代なのである。

今週末MAIDOカップパンフレット(塾生たちが作成してくれた! ありがとう!)