ぼくの周囲には起業家や創業家が多いのだけど、彼らは一つのことを

成したら、もう次に行っている。

ひより保育園のふるかわりさ創業者は、

そらのまち保育園(鹿児島市天文館)

さとのやま保育園(京都北山)

の後、保育園もうやらないと言っている。

いや。

言っていた。

彼女は瞬間で変わるから、いまこの瞬間、気が変わっているかもしれない。

10年前と同じことをやっているのは◯◯くらいなものである

   *自主規制。お好きな名前を入れてください。

東芝が苦しんでいる。

東芝の経営者や社員が優秀じゃないというわけではない。

組織図体が大きいから選択肢が限られて苦しいのだ。

組織の大きさと選択肢の広さは反比例する。

だから個人に一番選択肢は多く与えられている。

個人に限りなく近い小企業、中企業の前には、無限に近い選択肢が広がっている。

考えるべきは、

今日のあれこれ

まして済んでしまった過去のあれこれなんかではなく

これから何する?

という問いだ。

次が大事。

そして、

これから何する?

という問いの答えは決してネット検索からは出てこない。

人と話したり、現場を見たりすること、つまり、リアルからしか、

見えてこない。

プラス、身体を文字通り移動させることが大事だ。

だから、外へ出かける必要がある。

金曜日朝東京へ向かい、芝の東京タワー近所で泊まり、

土曜日朝一で大分へ飛行機で飛び、大分の人たちと議論し、

今日日曜日はこうして出社して仕事している。

この、移動距離と人との対話。

その先に、

「これから何する」

が見えてくるのだ。

ひより保育園については

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