アフターコロナとかウィズコロナとか、
「コロナ」を軸に考えるステージは終わったと思う。
ビジネスというか、人類の経済活動そのものの質を変化させなければならないわけで、
だからこそやはり10年前に提唱した「ビジネスのバージョンアップ」、
ビジネス2.0を目指す必要があると思う。
で、抽象的コンセプトが2.0に進化しているのか
旧来のままなのかをチェックするのは具体的に出てくるワードだ。
たとえば、昨日耳にして耳を疑った
「ウィルスが微量だから大丈夫」
という表現。
つい連想してしまったのは
「ごめん、破けちゃったけど、微量だからたぶん大丈夫だと思う」(笑)
こういう微量なら若気の至りで笑い話になるが、
社会的影響力の大きいプロ野球が使う言葉としてはあまりにビジネス1.0であり、
笑えない。
企画書も具体的にチェックできる信号だ。
そこに喜びがあるか
感動があるか
愛があるか
楽しさがあるか
正しさ、量的増、効率、社内だけの論理、上しか見てないヒラメ論理・・・
これらすべてビジネス1.0である。
「コロナが明けた」とばかり満員電車が復活しているようだけど、
電車の乗客も、大切な信号だ。間違いなく、多くのビジネスは未だに1.0のまま。
未だ2.0は希少であり、だからこそ大変なんだけど、
きっといまから組み立て直したビジネスが、10年後、
幸せに笑っているんだと思います。