抽象は賞味期限が長い

腕が痛い。なぜだどうしてだと思うに、
 
前日腕立て伏せ100回やったからだとわかった。
 
この5年、毎日やっていたのだがこの半年やってない。
 
久しぶりにやったせいで、筋力の衰えを感じる。続けねば。
 
さて、オレの得意技は抽象化である。本質を突く。
 
すると本が薄くなる。
 
「パーミションマーケティング」
 
の本質は顧客からパーミションをもらうことではなく、対話を重ねること。
 
「フォーカス・マーケティング」
 
とは狭く濃いインタレストに焦点を当てたニーズ実現。
 
売るのではなく、売れる。
 
集めるのではなく、集まる。
 
コミュニティをつくって、そこに商品をそっと置く。
 
それだけで売れる。
 
以上。
 
これだと一冊の分量にならず編集者が困るので、
 
周囲にどうでもいい文章をくっつけたりする。
 
・・・ウソです。
 
どうでもいいわけではなく、
 
抽象的な思考を具体的事例に分解して添える。
 
しかし、具体的事例に分解すればするほど賞味期限が短くなる。
 
時代の流れは毎日加速している。
 
ビジネス書がオワコンだと思うのがこのせいである。
 
書いたとたん、古くなる。
 
 
1ヶ月前の収録内容が古く感じる今日このごろ。
 
大学でビジネス関係を学ぶ意味はなくなったんじゃないかな。
 
マーケティングにせよ、経済にせよ、現実があまりに速く変化してるから。
 
「いやそれでも原理原則は変わらないでしょ?」
 
うん。変わらない。変わらないけど、そんなに多くないんだよ。
 
きれいにまとまっただけの企画書は良いブランドを作れない。
 
物語が流れ出す企画書こそが、良質のブランドを創造する。
 
販売瞬間風速ではだめでビフォーセールスと
 
アフターセールスも含め、全体で顧客と対話しよう。
 
 
図参照。
 
2003年に書いてる
 
(『五感商品の創りかた』インプレス、
 
ちなみにこの本は日本で最初に電子書籍として販売されたビジネス書)。
 
 
商売やビジネスの現場は具体で動いてる。
 
するとどうなるかというと、
 
毎日賞味期限が切れる具象の中でしか思考しなくなる。
 
これが、非常にヤバい。
 
流れに、置いていかれるのだ。
 
だから小さなお店や個人は、抽象的思考に慣れよう。
 
抽象的思考は賞味期限が長い。
 
でも
どうやって慣れる?
 
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