おそらくこれから、かちっとした企業では
「リアルな対面ミーティング」「リアルな対面営業」
する際の稟議書提出が求められる。
そういうワークフローができる。
まして「泊まりの出張」なんてものなら、
課長だけでは済まない。
事業部長までハンコが4つくらい必要になってくる。
「交通費・宿泊費をかけ、給与対象になる移動時間、
そして大切な社員のエネルギーと感染リスクを
消耗させてでもペイできるだけの利益が見込めるのか?」
オンラインと比較して
「交通費+宿泊費+移動時間分の給与」
がそのまんまグロスで増えるわけだ。
それを跳ね返すだけの利益を生みます。
理由はこれこれです・・・と稟議書に書き込み、
上司が納得しなければならなくなる。
つまり、これから、
リアルな活動
はものすごく価値があるようになる。
人間の根源的な欲求
人に会いたい
仲間と宴会したい
というものが、「コロナちゃんといっしょ」な時代は
とてもとても希少になり、だからこそ高い価値を持つようになる。
自分のことを100%以上理解してくれている信頼できる
エステティシャンに自分仕様カスタマイズした施術で
ボディ・メンテナンスしてもらう快感。
本気にお祝いしてくれる仲間限定の結婚式・披露宴。
大事な仲間たちとくつろいで飲むビール。
でっかい目標達成を果たしたから、仲間で乾杯。
コロナちゃんが教えてくれているのは
つい、「あたりまえじゃん」と流していた
人間の根源的欲求を思い出せよ、
大切なものは何なのか気づけよ、
ということなんだと思う。
リアルって、
感情の世界なんだよね。
論理じゃなく。
だから、リアルな商品(製品・サービス)提供者は
間違っても安売りする必要なんてない。
その代わり、感染防止対策を万全にし、オリジナルの価値をしっかり作る。
そういう中でも来てくれる人は、
もはや商品についた顧客を超えて、
あなたの身内、仲間、ファンなんだから。