あなたも講師になれる!VOL.13
話し方について。
ジャパネットたかたの高田社長から学ぼう。
荻島央江(おぎしまひさえ)さんの本
『ジャパネットからなぜ買いたくなるのか?』(日経BP)
はめちゃくちゃ勉強になるよ。
この本を読んだほうが絶対トクする! という人は次の3人。
・講演で人のこころをつかみたい人
・ネットショップ店長
・経営者
ICレコーダーが3か月で4万台売れた。
通常、ICレコーダーは会議やインタビュー取材などの
録音に使うものというイメージが高い。
たしかにぼくも取材用に買ったことがある。
しかし、ジャパネットから買ったのは主に子どもをもつお母さんたち。
なぜか。
高田社長は、製品スペックなどの説明は最小限にして、
「『何時に帰る』とか『冷蔵庫にアイスクリームが入っているよ』
など、お子さんへの伝言を残したいとき、これを使ってみてはいかが
ですか」
とアピールしたから。
テレビカメラを前に高田社長がいつもこころがけているのは
「上手に」ではなく、「わかりやすく」伝えること
という。
なんだかよくわからない商品を買う人はいない。
次に「面白く」伝えるようにこころがけている由。
「想い」を、「感動」を伝えるようにしている。
そのために、社員には、普段から、「自分の想いを周りの人に伝えなさい」
と繰り返し話して聞かせているとのこと。普段からやってなくて、いざテレビカメラ
やお客さんの前に対したとき、できるはずがないから。
講演でも、同じことが言えるよね。
普段から、感動や想いを周囲の人に
「わかりやすく」
「面白く」
伝えるレッスンをしておこう。