準備中の新ブログのため、ポートレイト写真を撮ってもらう
予定のカメラマンむーちょこと武藤奈緒美さん(→クリック!)
の個展「ハハニナル」があるカフェへ行った。
場所は曳舟、こういう用事がなければ
ご縁がなくてまず足の向かない場所だ。
京急の駅から歩く。昭和と職人の町、という空気がある。
むーちょの写真は妊婦をテーマにした作品が集められていて、
どれも対象となる人への愛を感じる、こころ洗われるものばかりだった。
そのカフェで、面白いものを見つけた。
正確にいうとおみくじではなく、このカフェのある商店会がやっている
遊び心いっぱいのチラシ。お店案内。
京島 おしょくじ
第二十七番
燕京亭(えんきんてい)
店主寸言
先代は飴屋。今の店は昭和四十三年から 築五十年 植物に囲まれた
味わい深い建物です 変わらない味をご賞味ください
●種類 中華料理
●営業 平日午後四時より午後九時三〇分 日曜午前十一時より午後九時三〇分
●休日 火曜日
●住所 京島・・・
●電話 ・・・
●方向 原公園のはす向かい
●内観 昭和のにおいただよう中華屋
●外観 大きなエンゼルトランペットが目印
●席数 七席 ただし一度に対応できるお客様二~三名
●待人 地元の年配の人 たまに若い人
●品物 焼餃子(皮も手作り)/四五〇円
肉ミソソバ/六五〇円
上海麺/八五〇円
チャーハン/七〇〇円
ラーメン/四八〇円
そして一番下に地図があって、これは他の店も共有している。
違うのは店の場所を示す★印だけ。
もう一つの「そば処 京島長寿庵」では、
●特典 おしょくじ持参の方に限り五〇円引きします
とある。
面白いね。
すぐそばにスカイツリーが見えたので、店の人に聞くと
「歩いて10分くらいですよ」
とのこと、もちろん歩いてみた。
昭和のにおい濃厚な周辺の街に聳えるスカイツリー、
まるで映画『Always三丁目の夕日』冒頭で東京タワー建設中の
東京が映るが、そんな感じだった。
いまから50年後の日本人が、この建設中の風景写真を見て、
「うわー。これって、いかにも平成って感じだね」
とか言うんだろうね。