昨日のMAIDO-international懇親会会場。
二期生のTMこと西川貴史さん(Resonance Cafe Studio→)が選んでくれた
(MAIDO-internationalでは毎回、懇親会幹事が持ち回りでアレンジするルール。
ただし、同じ店はダメ。懇親会アレンジも履修科目なのだ)。
ここはサイトのデザインといい、ソーシャルにうかつに手を出していない点といい、
勉強になる!
サイトは、伝えることに徹している。
料理のイラストと価格。
アクセスの地図
(東京都内のこじゃれたレストランでよくある、小さなサイズの英語文字で書かれている、
ええかっこしーの使いづらい地図とは大違い!)
住所、電話番号。
サイトは訪問者が次のアクションを取ってもらう(レストランなら予約電話)ための
スイッチだ。そのスイッチの役割さえ、トップページで果たせれば、それでいい。
そして、店に行くと・・・。
イエス、これはぼくがいうところの「逆ソーシャル作戦」で、店がソーシャルやらなくても、
客が(ぼくのこのブログのように)写真撮って、広めてくれる。
トイレの中もムダにしない。
よくあるような、あまり売れてなさそうな友だちミュージシャンのしょぼい
ポスターやらライブの案内やらのチラシではなく(あれを見るとさびしくなるのは
ぼくだけだろうか?)、グループの他の店の説明がある。手書き。
そして、終電の案内。
「お時間ギリギリまで楽しんでって下さーい!」
懇親会が終わり、店を出ると、追いかけて来て、店の外で
「今日はありがとうございました。これ、明日の朝にでもどうぞ!」
パンと、店のパンフをくれた。
もう一回来てね、ということだ。
いいね!
ぼくはこのお店のように、誠実に「伝えたい!」「広めたい!」「また来てほしい!」という思いにあふれた
真っ当な商人が大好きだ。
もちろん、味は太鼓判。おいしいよ! 接客もすばらしい。
TM、いいお店を教えてくれて、ありがとう!




コメント
コメント一覧 (8件)
今度、そのお店かグループのお店に行ってみます。楽しくておいしそうなお店ですね。ご紹介、ありがとうございます!
私は、安い、早い、うまいの飲食店は好きじゃない。
けっしてマズいからとかそんな理由ではなく、店員は笑顔もなく淡々と早く提供することだけに懸命になり、丼が汚れていようがお構いなし。
まるで、流れ作業の工場のような印象を受ける。
ただ、胃袋を満たすだけの食事なら食べないほうがマシぐらいに思ってしまう。
一方、「ナポリ海鮮屋台Pinzo Quarto東梅田店」は手離れが悪かった。
胃袋だけではなく心も満たされた。
Yokoさん、ぼくはブログに書いたお店しか行ったことがないので、他は未体験なのですが、きっとOSは統一されているんだろうなあ、と思っています。「イワシ」が売りでした。他の店も、何何が売り、と明確なようです。「売り」を楽しむのも一興ですね。
牛にぃ、「手離れの悪さ」とは、個々のお客さんにきっちり向き合う接客の姿勢を指しているのですね?
たしかに、ぼくのグループの某エロケン(笑)が「ただの酔っぱらい」となって、女性スタッフにからんでも、笑顔でかわしていました。店の人が気の毒になりました。
「胃袋だけではなく心も満たされる」体験をすると、「また行こうか」となりますよね。
ホスピタリティとは?を教えてくれそうなお店ですね。是非行って体験してみたいです。帰郷時に嫁さん(=Rどん)に連れていってもらいます。
Ikumenさん(おっと、Ikemenじゃないのですか?)、是非訪れてみてください。おいしく、楽しく、勉強できます。
MAIDO勉強させてもうてます!
お客様との関係性構築を、如何につくっていくかを、具体的に複数示してくれていますね
自社サイトだけでは伝わらない 「お店に行く理由」
信頼性を、補完してもらう。
それには、演出です。 演出して、口コミを増やす手法が効果的だ。
電話代の10円も、演出的には、面白いですよね
近所のお好み屋さんでもやっていたなぁ~
強烈に印象に残る!!
まさに、印象に残ることが第一前提
これは、提供方法としても、記録に残して使いやすい
つまり、 口コミされやすい
という循環するフレームです。
具体的には、
http://shogen.ti-da.net/e2504869.html
でも、取り上げられていました。
近所のお好み焼屋さんは、手渡しだけですから口コミされにくい。
一方、終電案内は、利用者のコトを考えたお店の※コンセプトとも調和していいですよね
※営業時間は「あなたのお腹が空いてから、あなたのお腹が満たされるまで」
幹事にも、選ぶ動機を与えてくれます。(乗り遅れた人が後からクレーマーに変わるのを防止する)
新幹線や飛行機利用は想定していないようだ(当然!笑)
そして、最後にして、最大のポイントが「リピーター化」だ!
商売は、リピーターを獲得することが最も繁盛しやすい。
ここでも、ターゲットを絞ってピンポイントで取り組まれている。
リピーターになってくれそうな人に、手渡し+ひとこと
お店が、次にして欲しいことを「教える=伝える」のだ。
押し売りでもなく、値引きでもなく
サービスの延長としてのひとこと
「おおきに!」
JIBちゃん、次の課題は、B2Bビジネスに、どう活かすか? ですね。ぼくは大いに可能だと思います。