仙台にいる。

夜飛行機で移動するのだが、いつも飛行機に乗る前は

気が重い。飛行機に乗ってしまえば好きなのだが、その前の

手続きに気が重くなるのだ。つまり、ほら、荷物検査とか

身体検査とか、あるでしょ?

あの、suspiciousな(疑り深い)空気というか、土壌がいやなのだ。

思えば、飛行機文化はアメリカから来た。

これってアメリカンな文化なのかもしれない。

だって、新幹線であんな儀式、してないもの。

してないけど、トラブルゼロなんだから。

日本の文化を新幹線だとすれば、むしろ

「へんなヤツ」が「ヘンなこと」をしないのは、

「文化的無言の圧力」のほうが

「取り締まり」より効果がある、ってことちゃうのかな?

これ、ブランドづくりとか、組織風土を考えるとき、

「ルールを優先」するのか「文化づくりを優先」するのか

で、やっぱり文化づくりを優先したほうが持続可能な

風土になる、そういうことを教えてくれているんじゃないかな。

suspiciousな空気感、大企業のほうが多いよね。

やっぱ、これからは自由闊達な中小企業のほうが可能性

あるよね。こういう観点からみても。