マーケティングの鉄則は
狭く、濃く
だ。
現実に、
「ぴあ」
などでも、狭域(きょういき)のテーマ
が売れているという。
たとえば、
足立ですよあなた。
ぼくは足立がどこにあるのかさえ、知らない。
これが「渋谷」だと売れ行きが悪いそうだ。
あまりに情報過多で、きっと読者もデジャブ感が強いのだろうね。
大阪だとどこだろう?
「天満」とか「福島」とか、
ひょっとすると
「喜連瓜破(読めないでしょ? 『きれうりわり』です)」とか
ありかも(笑)
あと、やはり購買層は圧倒的に30代後半から40代女性なので、
彼女たちは何を目的として雑誌を買うかというと
「ランチ」なんだって。
だからランチが充実している地区は雑誌になりやすい。
おとーさんがワンコインでランチ食べているのに、
女子たちは豪華に2000円ランチを楽しんでいるのだ。
あと、『ステージぴあ』という雑誌もあって、
演劇劇場だけに絞って置いておくのだけど、
35,000部があっという間になくなるという。
これもインタレスト=演劇
という絞り込みが奏功しているのだろうね。
面白い!