「大成功? いいじゃない。
大失敗? それもまた、いいじゃない」ジョン・レノン
ジョンの本当の意図はわからないが、今日観た映画『あん』(→)
は、全肯定の映画だと思った。もちろん、人によって楽しみ方は
いろいろあっていいので、あくまでぼくの感想ね。
あのとき、左に曲がっていれば良かった、そしてこのとき、
右に曲がったのが間違いだった。
人生を振り返るとき、「あれはマル、あれはバツ」と、
自分で採点している。
しかし、これまでの人生で身にふりかかった物事すべてを
肯定してみたら、どうだろう?
肯定せず、否定したり、「災難」とラベル貼るのはあくまで自分自身。
氷を触れば冷たいような物理的実体があるわけではない。
「オレの人生、ぜんぶ、マル!」
と全肯定してみたら。
きっとそのほうが大きなエネルギーをもらえる気がする。
そして全肯定の哲学は、来週16日に出る『ブランド・ジーン』(→)
を貫く大黒柱なのである。
すべて、マル!