高知二日目。昨日と同じくパワーストーンのヒラオカ宝石(→クリック!)
平岡さん、西村さん(こんぺいとうネット専務理事でもある→クリック!)
にお時間をいただいて、ランチをご一緒した。
案内されたのはひろめ市場(→クリック!)。
1F店舗部分の敷地面積3,061m2というから3.3で割ると928坪。
そこに6坪、8坪のテナントが63店舗。
食堂もあれば、お土産物屋もあり、魚屋もある。
ぐっちゃぐちゃである。
イメージは、那覇公設市場二階の食堂街だが、那覇より規模は大きく、店舗数も
多い。
この、ぐっちゃぐちゃ感でもう、一発KOパンチを受けた。
壁に沿って店舗が並び、真中に大テーブルがある。客は各自思いおもいの店で
注文、食べるのは大テーブルだ。当然、相席もあり。
都会のように、分煙、禁煙といったチマチマうっとうしい制度はなく、
「タバコ吸い放題」である。直径15センチくらいのステンレス灰皿がでん、と
置いてある。
ここでカツオの塩タタキ定食。
一口食べて、絶句。表現する言葉が見つからないほどの絶品。
ウーロン茶は生ビールジョッキに入れて供される。
ひろめ市場では、環境への配慮で、使い捨て食器の使用を控え、「食器センター」
という組織を作り、そこから各店は食器をレンタルする。だから食器は共同使用。
客は食べ終わったらテーブルの上にそのまま置いておけばいい。食器センターの
担当者が回収に回ってきてくれる。同じくエコロジー配慮として、紙コップ、
ビン、缶、ペットボトルの販売を控えている。
だから、女子高生も生ビールジョッキにオレンジジュースを入れて飲む。
さすが酒豪の県、高知は高校生の頃からジョッキに親しむのだな・・・と
感心していたら、エコなのであった。それでも、セーラー服の女子高生が
ジョッキジュースを飲んでいる姿はええもんである。
そう、この広場の活気は、彼女たちをはじめとする若者が一杯いること
からも生まれている。
もちろん、ここは高知、真昼間からビールを傾ける中年もいる。
このにぎわいがとてもいい。
平成10年にできたというから今年で11年。いいねえ。
写真ではわかりにくいかもしれないが、生ビールの貼り紙に
「たっすいがは、いかん」
と書いてある。意味は、「薄い味は、いかん」であり、ビールは濃くなくては、
という、きわめて素晴らしい高知人のこだわりを表現している。
言外に「キリンは●●●のような薄いビールじゃないよーだ」と、他社ビールへの
牽制球を投げているのだが、こういうところも面白い。
高知は深く、広い。
あらためて時間をたっぷり取り、休暇を楽しむために再訪することを決定した。
空港と工場でしか販売していない限定販売のまんじゅうが「エチオピアまんじゅう」
という100%意味不明のことをやってしまう高知。
あなどれない。一日も早く戻って、探検しなければ。
高知、おそるべし!