通算27冊目(9年で27冊ということは一年あたり3冊!)の著書、
新刊翻訳『祝福を受けた不安 ~ サステナビリティ革命の可能性』
(バジリコから7月3日発売)
の専用サイト(→クリック!)を今日からオープンしました。
その中にも書いていますが、本書は22世紀に残したい一冊です。それが翻訳の
動機です。2年以上かけて翻訳しました。ビジネス的そろばん勘定からいえば完全な
赤字です。しかし、何というか、「わしがせな、あかんねん!」という、一種の使命感
で取り組みました。まー、ホーケンの文章の難しいこと。
これまで7冊翻訳書を出してきたぼくでも、そして既にホーケンの本を訳したことが
あるぼくでも難しかった! というのも、新しい世界を記述するためには新しい語彙と
新しい文法を必要とし、ホーケンはそれに挑んだから。
それを翻訳でどこまで表現できたかわからないけど、日本語力を練達するためにも
今回の翻訳仕事はとてもハードでタフなチャレンジでした。
本来は「訳者あとがき」で、本文についての補足や周辺について解説するのが
一般的ですが、今回はそれだけではとうてい足りません。
翻訳書を片手に、補講のような感じで、専用サイトを楽しんでいただければ
幸いです。では、今日から毎日更新する予定ですので、よろしくお願いします。