プロジェクトに限らず、商売って、「祈り」をこめるものだと思う。
ただ本とカードを売る、というのではなく、受け取ったお客さんに
笑顔が生まれますように、という祈りを商品にこめる。
「教科書」プロジェクトでは、企画から、執筆、校正、ブックデザイン、
表紙デザイン、カードデザイン、印刷会社選定、カード印刷会社選定、
紙の選定、サイト構築、受注、梱包、発送・・・・などなど、すべての業務
をアタマからシッポまで、全部自前でやった。
経緯は編集長ZONOのこの文章が読みどころ満載で、プロジェクト遂行に
とても参考になると思います。是非、目を通してみてください(→クリック!)。
プロジェクトだから、当然、山あり谷あり。本が印刷されてきて、何気なく
ページをめくっていたら、一か所文字の抜けていることがわかった。
印刷は既に全部数終わっていて、納品済み。原因は、マックでデザインした
ため、どこかの工程で「□」の文字が消えてしまったんだ。
カードはその段階で手を打てたので、間に合った。
しかし、本はすべて、手元にある。
どうするか。
一冊ずつ、手書きで□を描いていく、ハンコを押す、などのアイデアが出たが、
最終的にぼくたち、いや、JOYWOW社長・由歌利のした決断は、
「わたしがシールを作って、一枚ずつ、丁寧に貼っていく」
だった。
そして、由歌利は、実際に、一冊ずつ、作業をしていった。
「お客さんの笑顔」への祈りをこめて。
結果的に、とてもいいものに仕上がったんだ。効果的。
どういいかは、本を実際に手に取ってもらえば納得いただけると思います。
プロジェクトに山谷はつきもの。でも、プロジェクトが壁にぶつかったときこそ、
「ロマンチックな解決」のチャンス。
結果、壁を乗り越えた新しい祈りが、商品に込められる。
昨日にひきつづき、思います。
これだから商売はやめられません!