いやー それにしても午後のソフトバンク USTREAMは面白かった。
ツイッターで知り、ハマコー先生が登場したあたりから見始めたのだけど、
企業のプロモーション・広報のあり方が大きく変わったね。
孫さん、すごい！ さすが！
1997年、まだ旭化成サラリーマンだった頃、グロービスが新講座（TPL）を
立ち上げるにあたり、カリキュラム作成のプロジェクトメンバーにならないかと
Toshiさんこと高橋俊之さんから声をかけていただいて、平日だったから
会社を休んで、当時住んでいた大阪から東京へ行くことになった。
新大阪駅ホームを歩いていたらどこかで見たような男性が
座っている。
孫正義さんだ。
ぼくはそっと近づき
「孫さんですよね？ 握手してください」
と手を差し出した。
孫さんは新聞を何紙か分厚く積んで読んでおられる最中だったけど、
暖かい笑顔で、握手してくださった。柔らかい手のひらだった。
あの笑顔、忘れられない。人を包み込むようなオーラがあった。
グロービスの仕事をする、ということは、ひょっとしたらぼくにとって
新しい世界へのドアを開ける第一歩になるのかもしれない、
そう思っていた矢先なので、孫さんと出会ったこと、孫さんがにこやかに
握手してくださったこと、これらすべてがぼくの新しい生活、これから
やってくるであろう新しいキャリアを祝福してくれている、そんな気がして、
嬉しくてならなかった。
以来、孫さんのファンなんだ。
今日のUSTREAMでおなじみ犬のお父さんの帰郷ロングバージョンが
あった。テレビの時間制限を超え、伝えたいメッセージを、それに最適な時間だけ
使えるUSTREAMは、非常に有効なマーケティング・ミサイルになる。
だって１万人が確実に見ていると
わかっているのだから。
グロービスへ行った朝。
そして今日は、昨日１０周年記念フリーライブをUSTREAMでやった翌日。
いずれも、孫さんがぼくを祝福してくれた、と勝手に「いいとこ取り」することにした。
明るい未来を見せてくれた、すばらしいひと時だった。
孫さん、ありがとう！
ハマコー先生も。
