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葉山町立図書館は自宅から徒歩4分くらいにある。

ようやく時間をとることができたので、自著の寄贈に

出かけた。事前に電話で(寄贈の)許可をもらっていた

のだが、カウンターでその旨言うと話がスパーン、と

通っていて、担当の人が飛んできてくれた。

「小説、このたび初めて出されたんですね。リクエストが入っていて

当館も注文しているんですよ。ありがとうございます。

有効に活用させていただきます」

ここまで言っていただくと、本当に嬉しい。

『HOPE!』二冊と、『気づいた人』『ゆるみ力』『ブランドの授業』文庫版を

寄贈した。

本を書いていて、嬉しく、手応えのある時というのは、こういう風に、

自分の住んでいる地域に文化的貢献ができる、と思った時だ。

ありがたいなあ、と思う。

図書館二階では、郷土の誇り、堀口大學先生のコーナーがある。

ゆっくり、楽しむ。

つくづく、葉山に住んで良かったと思った。

写真は、図書館への道すがら、ちょっとした流れでくつろぐデコイ君。