来週の福井出張に向けて、みどりの窓口に行く。

本当は全部ネット(というか、ケータイ)ですべて済ませてしまえればとても

助かるのだが、なぜか特急しらさぎ号とかは買えないので、わざわざみどりの

窓口まで足を運ぶ必要がある。

ネットの無料検索サイト「駅探」で検索した結果のプリントアウトを

窓口に差出し、おねえさんがそれを見て切符を手配している。

これって、何か、おかしくね?

また、おねーさん、切符を手配ミスしてしまって、一回やり直した。

見ていると、ほんと、ユーザーインターフェースが悪そうな道具を

使っている。ほら、みどりの窓口ならではのタッチパネル式のやつ。

きっとおねーさんが自宅で使っているパソコンのほうが余程

使いやすいよ。マウスが使えるし、駅探みたいにプルダウン方式

やミニウィンドウがあるし。

思えば、ほんの少し前まではJRのみどりの窓口はITの先端に

いたような気がする。しかしいまとなっては利用客の自宅のPCの

ほうが検索機能やあいまい検索に強いし、ユーザビリティは優れている

はずだ。

JR、スイカやイコカなどの先払い料金システムでちょっとした地方銀行

以上にキャッシュが潤沢にあるのだから、IT投資してあげてほしい。

現場で窓口にいる社員があれでは気の毒である。

ITシステム会社の営業マン、JRをターゲットにするといいと思うよ。

あるいは、利用客に与えるサーバーへのアクセス権を大幅に緩和して、

JRの特急券・乗車券すべてを買えるようにしちゃえばいい。

カードで決済し、切符はプリントアウトするか、ケータイへのデータストレージで

済むように(現在のモバイルスイカのように)すれば、要するにみどりの窓口に

行く手間がなくなっちゃう。むしろそのほうがいいか。