chappi

親類宅のチャッピー。しばらく会わないうちに大きくなって、

まるでムササビみたいである。

人間たちが話しているところに寄ってきては

何をするかというと寝る。

写真はぼくの座っている椅子の下にもぐりこみ、

爆睡している様子。とにかく、ひたすら、てっていてきに、

どうしようもなく、だれが何といおうと、眠いらしい。

食べては眠り、運動もしない。二階と一階の上り下り

くらいで、外には出ない。

・・・書いていて、まるで自分のような気がしてきた。

そこで、チャッピーに「運動でもしないか。まずは歩いてみよう」

と手をつなごうとするのだが、まるで無視して寝ている。

うーむ。天下泰平。この心境になったねこほど強いものはない。

高速道路が値下げされようと、WBCにみんなが熱くなろうと、

ホタルイカじゃなかった海ほたるに人が群がろうと、

給付金を年寄りが仏壇に捧げようと、まるで無関心なので

ある。

いいことだ。