出張先のホテルで朝日新聞を読んだのだが、寄稿されている
作家・森巣博さんのオピニオンが傑作である。
森巣さんは雑誌『クーリエ・ジャポン』の連載コラムでも筆の冴えを
見せていて、ぼくは大ファン、舞台が かの大朝日でも
そのとんがった芸風はいささかも変わってなくて、「刺さる」面白さは
変わらない。
論旨は、要するに、自殺未遂者を含めると年間30万人が希望を失い、
総人口の20%という一大勢力を占めながら片隅に追いやられ、
実質上「早く死んでくれたらいいなあ」と政府から望まれている
65歳以上の高齢者たち、働き盛りの世代は職の危機にさらされ、
これからという青少年の高等教育には莫大な費用がかかる・・・・
こんな日本にしたのは言うまでもなく政治であるが、その政治を許したのは
ぼくたち国民なのだ。
だから、投票用紙で武装し、蜂起せよ、という呼びかけ
である。
100%同意する。
衆議院選挙、みんな、本気で投票しようね!