アメリカのショービジネスで「コンセッションビジネス」という重要な柱
がある。わかりやすくいうと、ライブ会場でのグッズ販売だ。
これがバカにならない。マドンナはCDの売上はデジタル化の流れでアテになら
ないから、ライブ会社と契約した。マドンナグッズの販売はハンパじゃない。
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福山雅治。イケメンで、歌がうまくて、
主演TVドラマや映画は大ヒット。作詞作曲した曲は大ヒット。
おい！ そこのイケメン！ ずるくないか！
男として、やっかんでしまう存在である。
そうそう、コマーシャルもいいよねえ・・・って
クソ！
で、ライブ会場で商売の勉強になったと原田さんは言うのである。
MAIDO-internationalグループでの原田さんの文章をそのまま引用しますね。
ライブ会場『福山大明神』の鳥居の前にて
ここにたどり着くまでに１時間４０分並びました。
アナウンス「みなさま、お賽銭をご用意の上お並び下さい！」
５日間ライブで１回１万７千人収容。その半分以上の人がこの大明神参拝に並ぶと思う。
この人数でお賽銭って絶対バカにならないと思う。
ここでお賽銭を入れて鈴を鳴らして拍手を打ちます。
この後が傑作。
巫女さんがふたりいて、ダルマ型のおみくじを売ってる。
その名も『エロみくじ』
1個500円。参拝した大半の人が500円位ならと買ってる。
しかも７色あってそれぞれダルマの表情が違う。それに可愛い。
そう、思わず7色揃えたくなる。
500円×７個=3,500円なり まいどありって感じですね。
グッズ売り場。
ここでキーホルダーとかTシャツとか色々売ってる。
でもどんなにたくさん買っても袋には入れてくれない。
商品だけをハイって渡される。
さあ、困った。どうしよう。
ふとみると今回のライブ限定販売のショッピングバックが売ってる。
１個５００円なり。５００円なら安いし、袋ないと困るしでグッズ購入した大半の人がこのショッピングバッグを購入。
こちらもまいどありっ、ですね。
題して『グッズは袋無しで販売して、別に500円でバッグを買わせる作戦』
客単価アップ！
■ライブ開演前
スタッフの人がグッズ購入中の人に向けて「まもなく始まりますので席にお付き下さい！」と叫んでるのに、そのタイミングに合わせて福山さんのラジオの声が優しく語りかける。→「グッズはギリギリまで買ってていいんですよ、お前ら」１個でも多く買ってね、と言わんばかり（＾＾；）
そして、「もう一つ思い出した」と、原田さん。
■2万円のジャージの話
ファンクラブ入会窓口の横に販売されているのが『ファンクラブ会員限定ジャージ』販売価格2万円です。
ダイエーだったら3900円で売ってるようなものです。
雅治氏は普段は身なりに気を使わない人でジャージ＆クロックスが定番スタイルのようでその時着ているジャージとお揃い、と言う触れ込みなんです。
確かに彼がそのジャージを着ている写真はたくさん公開されています。胸と袖に『福』と言う文字が印刷されている私に言わせると『しょぼい』ジャージです。
それを「ましゃ（福山氏のこと）とお揃いのジャージ、着たい！」とファンに思わせ、FC限定と言う事で特別感を出している。
すごいと思います。
すごい！ でも、原田さんは
お金大好き！とラジオで公言しまくっている雅治氏。これらの手法も彼が中心で考えていると思われます。商売人としても優れた人だと思います。尊敬しています。
とのこと。
やっぱり、ズルいのだ！ 福山くん！
この話をきいてぼくはいよいよ増毛神社計画を実行に移す時期がきた、と確信したのだが、
それはまた、別のお話。
＊Special thanks to Namiko Harada!
