シャープ亀山工場で潤っていた亀山が大変な事態になっているらしい。(→クリック!)
ビジネスマンでにぎわったホテルも寂れ、工場労働者でいっぱいだった
アパートも無人化したところもあるという。
休み時間には、スマホで求人情報を探す工員さんもいる。
シャープだけではない。
パナソニックも、ソニーも、リストラの嵐だ。
ぼくは、これから、日本全国で人口の大移動が始まるとみている。
ふるさとへUターンする優秀な人たちが増える。
家電御三家に限らず、もはや大企業、大組織という形態は保たなくなった。
これだけ大きな人間が集まる組織形態が増えたのは、日本史上、長く見積もってもわずか
50年程度だ。
経営環境がビジネスサーフィンだから、小さな組織、あるいは個人が、強みを活かせる。
大企業にいた優秀な人たちが、組織をリストラされ、あるいは自ら見切って、家賃も
物価も高く、通勤時間も通勤環境(満員電車!)も非人間的な大都市にいつまでも
いる理由が見いだせないはずだ。重くのしかかるGから逃れ、動きやすく、人間的な
ふるさとへ帰る。
するとどうなるか。
地方の中小企業にとって、チャンス!
ソニーのプロダクトデザインをやっていた人を雇うチャンスが巡ってきたのだ。
もちろん、大企業にいた人は、小さな組織に入ると最初は使えない。
プライドばかり高く、できる仕事や気配りできる範囲も狭いから、組織に
なじむのにそれなりのストレスは本人にも同僚にも双方に生まれる。
しかし、それも、組織を鍛える大切なストレスだ。
きっと、日本経済は、新しくトランスフォームして、生まれ変わるに違いない。
そう、信じている。
チャンスだ!
大学の卒業を前に、就職先探しをしていた28年前、大手と呼ばれる所は、多くの人にとって、生易しい就職先では無かった。それが、今や・・・。
価値観が大きく変わる。
最後は「個」と「個」の繋がりかな。
我が家のTV3台が亀山モデル、貢献してたのに(笑)