では昨日(→)の映画館はどうすればよいのか?
自社ブランドの定義を再設定する。
つまり、「映画を観せるビジネス」ではなく「フードビジネス」と
する(このことは『たった1人』本→の中でも触れている。p.47-48)。
もっというと、フード・エンタティメント・ビジネスとするのだ。
だから、TDLと同じなのである。TDLがフード持ち込み禁止にしていて、
ゲストはそれに従っている。なぜかというと、
持ち込んで食べてたりしたら、カッコわるい
ブランドの空気感があるからだ。
よって、具体的な処方箋は3つ。
#1 『レ・ミゼラブル』窓口なんだから、「次回から当店以外の商品の持ち込みは
ご遠慮下さい」をミュージカル仕立てで歌う。するとぼくも歌で返せる(笑)。
楽しくなる。
#2 ちょうど同じシネコンの他劇場で『TED』(→)をやっている。
TEDの着ぐるみ着たスタッフが、ぼくのスタバを奪い取って、ゴミ箱へ捨てて
しまう。あるいは、飲んでしまう。
#3 フード部門を「ブランド化」する意識をもって、充実させる。スタバなんか持ち込む
気にならないほどの「とんがり」を作って、映画は観ない人でも、わざわざそこへ買いにくる
ほどの魅力を作る。
売上、利益とも抜群に上がるよ!
このアイデア、フリーだから、どこかのシネコン、実行してくれないかなあ。
楽しくなるのに!