口コミに関する本(ぼくの本ではない)のアマゾン書評を読んでいたら、
「役に立たなかった」とする人が、その理由として、
「ネガティブな口コミへの対処の仕方」
への解がないから、としている。
なるほど。
でも、この人の立っている位置が既に過去の広告宣伝の
ロジックだ。「コントロール可能」という幻想に生きている。
「ネガティブな口コミ」へは対処できない。
WHATというか、being(あり方)を正すしかない、
というのがぼくの意見だ。
ただ、「口コミ」とバイラル・マーケティングとは違う。
口コミと違って、バイラル・マーケティングは科学でなければならない。
そのための条件の整備。
一つの答が、フォーカス・マーケティング。
フォーカス・マーケティングで「ウィルスを投下する
特別な場」としているコミュニティが「良き場」であれば、
ネガティブな口コミが生まれるはずがないのだが。
ここをもっと深く掘り下げれば、面白くなりそうだ。