ネットショップをやっている人を中心に、
「メールは使えないメディアになった」
という声をよくきく。
顧客に伝えた内容が届いているのかいないのか、
わからないというのだ。
重要事項も含まれるので、読んだ読んでないというのは
トラブルの元になる。大変困る。
この傾向はぼくも感じていて、うちの顧客で
いうと、ケータイメールアドレスの人が、返事してこない
傾向が高い。
FacebookやLINEのように「既読」サインが出ないので、
わからないのだ。
思えば、2011年2月、ネットリテラシーの高い人が
「もう、連絡はFacebookメッセージで、メール見なくなりましたねえ」
と言っていて、当時ぼくはまだFacebookやっていなかったから
そんなものかな、と思っていたが、いざ自分がFacebookを
始めると意味がよくわかった。
FacebookやLINEメッセージと比較してメールは大変なのである。
メールは「整えないといけない」プレッシャーがある。
対してFacebookやLINEは単語だけでもいい。スタンプもあるし。
ところが、メールしか使えないとなると大変だ。
同報とか、画像、動画とか、簡単にシェアできない。
メールマガジンというメディア、開封されなくなって久しい。
だからプッシュ通知のあるLINEでお知らせするようにしている消費材メーカー
が増えて来ている。
1995年からメールマガジンをやっているし、JOYWOWもメルマガをやっているが、
そろそろメールは役割を終えつつあるのかもしれない。
*写真は本文と関係ありません(笑)。メールの写真がなかったので。