「所詮、携帯電話でしょ?」
という覚めた外野の声さえ生まれなかったのが、
iPhoneだった。
有無を言わせないパワーを持っていた。
人類のノーム(行動様式)を
新たに作ってしまったのだから。
ピンチアウトとか、スワイプとか。
「だった」と過去形になってしまう。
いまは、
「所詮、携帯電話でしょ? どうしてそんなにモデルチェンジ
する必要あるの? どうして毎年新しいのに買い替え
させるの?」
と思う。
Appleブランドに対しては
「所詮、時計でしょ?」
という感想をぶっ飛ばすほどの
「変化」や「驚き」を、みんなは待っている。
以前、ぼくはよく
「Appleがデザインした家とか車が出たら、
欲しいよね?」
と話していた。
みんな、うなずいたものだ。
でも、あの時計を見ちゃったら、
うーん、ぼくには計り知れないのだけど、
ブランド・ジーンは、ひょっとすると、
Appleから消えてしまったのかもしれない。
でもね、U2ニューアルバムの無料ダウンロードはすごい。
しかも、すっごくいいんだよね。
ありがとう。Apple、U2。
ひきつづき、大ファンです。