マックがピークを過ぎたとセス・ゴーディンが今頃言っている(→)

アップルがあかんようになったと痛感する理由の数あるうちの一つが、

バージョンアップによって常に「パフォーマンス改悪される」ことにある。

OSをヨセミテにバージョンアップした途端、愛機MacBook Airは

動きが鈍くなり、写真のフォトストリームが使えなくなった。

フォトに関していえば、間違いなく、ヨセミテ以前のほうが使いやすかった。

思えば、2011年8月時点のMacBook Airは最強マシンだった。

以降発売されるMacBook Airはどんどんあかんようになっている。

アホが進んでいる。

漢字変換も昔1995年頃の「ことえり」並みにアホになっている。

吉本の最強俳優「うちばかつのり」を漢字変換したくても

内ば

で止まってしまう。

ちょっとそこ、座りなさい。

iPhone。

OSをアップデートした途端、動きがカクカクし出し、

WiFiとの馴染みが悪くなった。

イライラするので、時々WiFiをオフにする。

そうするとメールが簡単に取り込める。

どないなってんねん。

愛用していたアプリ「メモ」、実に使いづらいデザインに

なってしまった。

バージョンアップが必ずしもパフォーマンスの向上につながらない

ことはアップルに限らない。

ウィンドウズも同じ。

10にバージョンアップせいせい、とうるさくポップアップが

言ってくるが、だからどうした。

10にした途端、銀行のオンラインサービスが使えなくなるのだ。

中小企業にとって、振込ができなくなるのは与信不安につながり、

あかんのだ。

もちろん、銀行が素早くOSバージョンアップに対応してくれる体質なら

話は別だが、そんなことができる組織体質ではないことくらい

花崎舞が黙ってない。

お言葉を返すようですが。

Evernoteもバージョンアップが改悪になったと思っている。

何か、使いづらいのである。

何か、イラっとくるのである。

思えば、かつてリアルワールドの商売の世界で、

「最新型!」

はより良くなるときだけ、言った。

そうでなければ、商人(あきんど)として、恥ずかしくて口にできなかった

からである。

商い(あきない)がビジネスと名乗るようになって、

リアルが、デジタルの侵食を受けるようになって、

何か、おかしくなったんちゃうか?

この、デジタルな世界がもたらした改悪マインド、

そろそろ終わりにしようぜ。

バージョンアップするかしないかはお前が決めることじゃない。

ユーザーであるオレが、決めるのだ。

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