まさかウィルスとは。
これまで誰が何言っても聞かなかったよね。
「資本主義がもう断末魔で、このままでは地球がもたない」
といろんな人がいろんな方法で言ってきた。
聞いて欲しい人は聞く耳持たなかった。
でも、ウィルスの前には全員が平等で、
お金がいくらあっても意味ない。
自然と共生する生き方が「自然」であり、これまでがおかしかったのだ。
クラスターを避けてこの2ヶ月映画館行ってないのだが、
最後に観たのが『パラサイト』というのが象徴的だ。
『パラサイト』ではセレブ(富裕層)と半地下(貧民)が象徴的に描かれている。
階段、セレブ家族は常に「上」へ上がる。
半地下家族は常に「下」へ下がる。
大雨。
雨は自然の法則で下へ流れる。
半地下家族の暮らす家はその雨で水没するかというくらい被害を受ける。
本来、人が住んで暮らすには不適な場所なのだ。
セレブは「あら。雨が降ったおかげで空気がきれいね」とつぶやく。
山の手だから。雨の受け止めはこれだけ違う。
AC(アフターコロナ)の世界では、自然が何よりの法則だ。
なので、現在のような、
「一部の人だけがお金を専有する」
「貧しい人(下)から金持ち(上)へお金が流れる」
というのは自然に反する。続かない。
どうなるか。
「その月に稼いだお金はその月のうちに使い切らないと余った分は国が取り上げます」
という法律になる。
人間、限度を超えて食べられない。
必要最低限かかる費用というのはそれほど高くない。
外出自粛した2月3月の生活費がほんらい必要な費用だ。
1億稼いで、1億食えますか。
コロナのおかげで、地球上すべての国の財政が破綻するか、しかかる。
だから、
余分に持ってる人は、持ってない人にまわしてください
となる。
働く動機、稼ぐ動機が変わる。
法律、法と律というのはもともと仏教用語で、
「やっていいこととわるいこと」を示すものだ。
つまり、法律が価値観を作ってる。
法律が変われば、価値観も変わる。
これでようやく、人類は長いながい「経済」の呪縛から解放される。
BC(ビフォー・コロナ)は「独り占め」
「ウィナー・テイクス・オール」Winner takes all.
な価値観・世界観だった。
それが、
AC(アフター・コロナ)は「みんなで分かち合う」
いい時代が来るね!
*写真はうちの孫娘ですウソです。