フェイスブック、ツイッター、インスタグラムは
コンテンツを所有していない。
ユーザーつまりぼくたちが自分でコンテンツを作って投稿する。
フォロワーはそれを見る。
フェイスブックたちはユーザーに、
「コンテンツへのフォロワーのアクセス」
を提供している。
エアビーアンドビーは世界中にいるホストへのアクセスを
提供することでユーザーが宿泊施設やオンライン体験
できるようにしている。宿泊施設は所有していない。
ウーバーは車両を一台も所有していないが
適切な移動手段へのアクセスを販売している。
Netflixは映画やドラマを所有していて
それをレンタルしているのではなく、
アクセスを販売している。
JOYWOW塾は阪本や由歌利、
そして塾仲間とのアクセスを販売している。
ぼくがMacBook Airを買うのは所有したいがためではなく、
独特のMac体験へアクセスできるからである。
仕事、ということだけならVAIOでも済む。
でも、Macでしか体験できないことへのアクセスが欲しいから、
2台使ってる(自宅も入れると3台。Mac2台、VAIO1台)。
セブン-イレブンの葛まんじゅうを買うのは
セブンLoversの仲間に
「今日はどんなおもろいこと書いて笑ってもらおうか」
とワクワクしながらアタマを巡らせる体験へのアクセスのためだ。
西野亮廣オンラインサロンに加入するのは
西野さんの最新の挑戦にライブでアクセスできるから。
社会のDX(デジタル化)が生み出すのは
「製品・サービス本体の販売」から、
「それらが生み出す経験(エクスペリエンス)へのアクセス」へ
という不可逆的な流れだ。
つまり、顧客はアクセスにお金を支払うので、
コンテンツは無料でもいい、ということになる。
ぼくたちは無料化へと突き進んでいる。
思えば、ぼくが最初にローンチしたコンテンツはメルマガで、無料だった。
1995年。
以来、地球上のあらゆるものが無料へと流れてきた。
価格が高いから価値がある、というのは昔の話であり、
オレが最近よく言う「オカンのカレー」の価値に価格要素はない。
そもそもオカンのカレーは無料やし。
ビジネスモデルを「アクセスを売る」に焦点を当てて考えてみると、
新しいものが生まれるよ。保証します!
*JOYWOWは8月10日-16日夏休みをいただきます。
休まないかもしれないけど、一応、アナウンス(笑)