Me2.0。
今朝投稿した『アートを楽しむ』オンラインセミナー記事にも
若干かぶるのだけど、わかりやすいのでここでも書きます。
映画『天気の子』クライマックス、
ほだかが廃ビル外部非常階段に飛び移る。
床が抜ける。
これは「弱さ」を強調している。
テクノロジー全開の現代社会では「ダメだ」とされる「弱さ」。
それでも「彼岸」、つまりひなの待つ世界へのドア、
屋上神社へ向けて駆け上がる。駆け上がる。駆け上がる。
ここで音楽
「愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい」
地球からの使者コロナちゃんが人間に送っているメッセージは
「人間の身体的能力や脳能力をテクノロジー使って高めることは、
もう、やめな」。
人間は、人間のままで、充分、できることがある。
非常階段を重力に逆らって上がるという行為は非常に象徴的だ。
廃ビルは、代々木会館。
飲食店や中国語専門書店などが入居していた。
2019年8月から解体工事が始まり、2020年1月終了。
これって、非テクノロジーを代表している。
向こうにそびえるドコモタワーはテクノロジーの代表。
高層ビルのためにはエレベーターが要る。
耐震構造のテクノロジーが要る。
そして、ほだかは空へ舞い上がる。
たった1人を救うために。
これですよ。これがMe2.0ですよ。
Me2.0オンラインセミナー2は9月19日土曜日13:00-16:00にします。
ご希望の方はリンクにて。よろしくお願いします!