2025年は

初心

に返り

原点回帰

マーケティング理論を基礎から徹底的にやります。
 
名づけて「The Marketing(ザ・マーケティング)」
 
毎月下記の文献の中から、特に重要と思われるテーマをピックアップし、
実践に使えるよう解きほぐしていきます。
 
DAY1からDAY6まで月一回やります。
 
最終回DAY6ではフォーカス・マーケティング進化系2.0の事例として
SKY-HIのBMSGのマーケティングもケーススタディします。
 
 


DAY1 :
セオドア・レヴィット『無形性のマーケティング』

Marketing Intangible Products and Product Intangibles,
Harvard  Business  Review, MAY-JUNE 1981
*写真A

テーマは「無形財のマーケティング」

 
「製品を売るのか、サービスを売るのか」ということは無意味な時代になった。
 
形あるものであれ、形ないものであれ、顧客が購入するのは「無形のもの」だ。
 
「無形財のマーケティング」について
 
以下のような名言がいっぱい詰まった名論文を読み解きます。
 
::::::::::::::::::::
 
「製品は生産される、サービスは実行される」
 
「無形財について知っておかなければならない重要なことがある。
顧客は得ているものが得られなくなるまで得ているものを知らない、ということだ。
不備のあったときだけ、顧客は購入したものの存在に気づく。
つまり、これが危険なのである。
顧客は満足しているとき、すなわち首尾よく事が進んでいるときではなく、
不満のあるとき、すなわち失態が生じたときしか、サービスを意識しないからだ。」
 
::::::::::::::::::::
 
 
DAY2 :セス・ゴーディン『パープル・カウ』(紫の牛を売れ!)
*写真B

テーマは「とんがり」

 
「パープル・カウ(紫の牛)」とは、「とんがり」のこと。
混み合ったマーケット内で顧客から選ばれ、かつ、利益を上げるためには
「ありふれ」を脱し、「とんがり」を装備する必要がある。
 
あなたはエレベーターメーカーだとしよう。
エレベーターはエレベーター、どんなビルにもある。
しかし、ゴルフ、接待ディナー、などの「夜の営業」以外に、ビルに採用される
方法はあるのだろうか?
 
ある。
 
それは・・・
 
とオーティスのケーススタディが出てきます。
 
これはとても面白い事例。
 
ほかにも、「限界を突破し」「とんがり」を出すためのヒントが満載。
 
DAY3 ケビン・ケリー『ニューエコノミー勝者の条件』
*写真C
テーマは「環境を読む」
 
「インターネットが生活や仕事に浸透し始め、さて、この先何が大事になっていくのか」
阪本の思想の基本になっている重要な文献。
 
「ネットエコノミーはテクノロジーによって可能になったが、ネット・エコノミーの土台となるのは
関係だけだ。
ネット・エコノミーはチップに始まり、信頼に終わる」
 
「工業社会の労働者の課題は、いかにうまく仕事をするかだった。つまり生産性だ。
フレデリック・テイラーは、機械的な仕事の効率を最大化する科学的手法で、産業界に
革命を起こした。しかしネット・エコノミーでは機械が非人間的な生産活動のほとんどをこなすので、
人間の課題は「どうやってこの仕事をうまくやろうか」ではなく、「なすべき仕事は何か」に変わる。
 
ビジネス環境の変化について考察するための重要なヒントが満載。
 

DAY4:ポール・ホーケン『ビジネスを育てる』第4章「グッドアイデアだと思ったら時すでに遅し」

*写真D

テーマは「良いビジネスアイデア、残念なビジネスアイデア」

・失われたものを再び創造して取り戻す

・「ありふれ」に違う光を当て、育ててみよう

OKラインを引き上げろ

・ビジネスの奥底にある可能性を開く

・古びたビジネスのお色直し

・やるなら完璧に

・「する(doing)」ことではなく「である(being)」こと

・楽しくやろう

など、ポール・ホーケン自らの体験から生み出される「筋の良いビジネスアイデアを出す方法」。

阪本はコンサルティングの現場で活用させていただいています。

DAY5:中谷嘉孝『あの小さなお店が儲かり続ける理由』

*写真E

テーマは「最適なサイズ」

 

そのヘアサロンは、流行りのウェブマーケティングなど、一切やってない。

この十数年来、集客してない。広告宣伝費は限りなくゼロ。

にも関わらず、半年先まで予約で埋まっている。

完全会員制だが、新規会員にはなかなかなれない。席に限りがあるから、難しいのだ。

小さなお店が儲かり続ける合理的な理由があった。

それをシェアしましょう。

DAY6:阪本啓一『フォーカス・マーケティング』

*写真F

テーマは「フォーカス・マーケティング2.0

本は2012年の出版。フェイスブック始めSNSがまだ「使えた」頃でした。

いまやSNSはマーケティングに使えません。

そんな環境の中、フォーカス・マーケティングを実践するにはどうすればいいか。

阪本の実体験から、ヒントを差し上げます。

SKY-HIのBMSGのマーケティングもケーススタディします。

フォーカス・マーケティング2.0

【参加資格】

特にありません。

全日程参加可能な方限定とさせていただきます。

アーカイブご用意します。

【オンラインです】

ZOOMを使います。アーカイブあり。

ご都合悪い日程は録画をご覧ください。

【日程】

DAY11/29 水曜日

DAY22/24 月曜日・祝日

DAY33/6 木曜日

DAY44/29 火曜日・祝日

DAY55/30 金曜日

DAY66/30 月曜日

すべて午後13:00-17:00 アーカイブあり

【参加費用】

お月謝制です。

15,000円(税込)/ 月

全額前払いでも、毎月のお支払いでもどちらでも結構です。

【募集人数】

30名様限定(満席になり次第〆切ります)

最小催し人数10名様

【申し込み方法】

メールまたは阪本へダイレクトにご連絡ください。

メール:wow@joywow.jp

*このブログへのコメントによる参加表明はお控えください。

 見落とします(笑)