サラリーマン時代、夏はTシャツと短パンで過ごせたらどんなに

いいだろうと思っていた。

いま、夏は基本的にTシャツで過ごしている。短パンにしないのは

自分で鏡を見た時、見苦しかったからである(トホホ)。

今これを書いているのは投宿先の大阪のホテル室内だが、

当然、Tシャツとパンツ一丁である。昨日のJOYWOW塾でも

Tシャツ一枚で講義させていただいた。

夏は暑いので、それが自然だと思います。

でも、日本の公共交通機関はそれを許してくれないんですね。

昨日、新幹線から下りて、新大阪駅ホームに立ったとき、

心底ホッとした。あの大阪特有のまとわりつくような暑い空気が

好もしくて、嬉しくて。

新幹線車中が寒くてさむくて、キンキンに冷え切っていたから。

ぼくはあまりの寒さに、備え付けのブランケットを二枚重ね、

座席シートの「温」を「ON」にして(シャレやで)、

それでも寒くてどうにかならんのか、とキョロキョロしたら、

ありましたよ、あったね。

samui

窓の上に、風量調節器が。あわてて「閉」にしたけど

その段階ですでに京都を出ていたので、ほとんど

この恩恵にはあずかれませんでした。とほほ。

車内ネットサービス(といっても、別にその通信会社と契約している

必要があって、実際には使えない)なんていうわけのわからない

サービスで悦に入っているのなら、「室温を快適にする」という、

サービスマインドと顧客への愛以外一円もコストがかからない

方向へエネルギーを使ってもらいたいなあ。

新幹線にもはや速度は要らない。欲しいのは、「マッサージルーム」

「ヘアカットルーム」「ラーメン車両」といった、旅の快適さだ。

これからまた新幹線に乗る。憂鬱だなあ。

これから真夏でも、新幹線に乗るときは厚手のセーターを着込む

ことにしよう。新幹線でエコ出張? どこが。

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