8月!

今日は地元葉山マリーナで野外ライブがある。(→クリック!)

出張に向かうため自宅から乗ったタクシー車内に置いてあった無料地域情報誌の

広告で知り、その場でケータイから電話でチケットを手配した、という電光石火の

早業ゲットライブである。

 univeghaya

お目当てはクレイジーケンバンドなのだが、ユニバーサル・ミュージックの

一押しアーティストたちが勢ぞろいということで、開始の5時からまじめに

席につき、たっぷり楽しんだ。

ヨットハーバーなので、自分のヨットからちゃっかりライブを楽しんでいる

人たちもいて、その大らかさがまた葉山らしくていい。

ライブの途中、ケンさんが奥さんと娘さん二人と一緒に通路を歩いて

いるのを発見した。当然会場のみんなもわかっているはずだが、

そこはわかったものでほったらかし。ケンさんは家族から自動販売機で

ジュースを買ってきてと頼まれたりして、「おとーさんの家族サービス」

をしていたのが良かった。

ケンさんファミリーとはその後もいろんなところでかち合わせしたが、

みんな、知らぬ顔で「放置」してあげていたのが素晴らしい。

そういえば、石原慎太郎都知事ともすれ違った。

Metisがすごかった。いろんな痛みを経験してきただろうなあ、という

奇跡のボーカルだ。広島出身とのことで、贔屓にしよう。

minmiが大阪弁でしゃべる、しゃべる。大人気だ。

バブルガムブラザーズのすっとぼけたオヤジぶりがいい。

そして、ケンバンド。

ケンバンドが登場した途端、会場は一気に総立ち、熱い空気が盛り上がった。

さっきの「家族しているケンさん」を放置し、「ステージ上のケンさん」には

めっちゃくちゃ応援する。いいねえ。大人なオーディエンスだ。

それまで寝たり、ぼんやりして、結構挙動不審な若いにいちゃんが

隣にいたのだが、ケンバンド登場した途端、ノリノリで、ぼくもつい

彼と顔見合わせて歌ってしまった。

印象的なボーンというベース音と重なってのドラムシンバル。

「タイガー&ドラゴン」のイントロが流れたとき、

「なんでぼくの曲をこの人たちがやるんだ」と思い、

「いやいや、あの曲はぼくの曲ちゃう、クレイジーケンバンドの曲や」

「せや、この人たち、ケンバンドなんや! 本人や!」

というアホらしい想念が一瞬のうちに行ったり来たりした。

ケンさん、最高っす!

終了後、山ふくへ。ご主人の山西さんが地球プロデュースの舞台第三作目

「地図のない街」に出演していたことがわかり、びっくり。

久しぶりに、夏の葉山、遊びました。

楽しかったなあ。