天神橋筋商店街、天三にある土居陶器へ行き、梅干しを入れるための
壷を買った。ついでに、ずっと気になっていた土居年樹社長の著作
『社会といきる商店街』も購入。
社長がおられたので、サインを戴く。
帰宅すると、ちょうどタイミングよく、てらがき農園(→クリック!)から梅干しと
梅エキスが届いた。待ってました! 引っ越し後、家にいない時期が続いたので、
受け取れないから注文していなかったのだ。
買ってきたばかりの壷に梅干しを移し、それでも待ちきれず、梅干しを一個、
口に放り込む。旨い! 本当にこの無農薬で育った梅はおいしい。
梅エキスもひとなめ。一年の疲労が溶けていくようだ。
土居社長の本もおいしい。
・お迎え三歩、お見送り七歩 → リピーターとして来てもらう秘訣
・店の通路を掃くときは外から中へ、ホウキは表に置かない。
→ お客を掃き出すな、閉店時間を思わせるな
・健全な街に犯罪は起こらない
・中心市街地を企業群だけに任していいのか、天神祭をはじめ多くの伝統文化を
築きつなぎ続けてきた街あきんどが消えていいのか? 市民・府民の憩いの場、
安らぎの場、ふれあいの場である商店街が無くなってもいいのか?
・昔、買うは賣うと書いた。つまり、売る人=商人は買う人の先生(士)なのである。
いいねえ。大阪のこんな夕景を眺めながらの、こころ安らぐ勉強なのだ。
BGMはジャズ・メッセーンジャーズ。これもまた、いいねえ。