写真は、JOYWOW大阪オフィスの入っているマンション一階共有部に
設置してあるゴミ箱。
これが何を指しているかというと、
知恵のないマーケティング
がカタチになったものだ。
これらのチラシを作成し、業者さんを使って(あるいは自分たちで)
ポスティングして、それを見た生活者が
「そうか。エステサロンが10周年記念キャンペーンで
定価720,000円の全身美肌脱毛12回コースが特別価格360,000円が
さらに10周年感謝価格252,000円だからわたしも受けてみましょう」
と思うと考えているのだろうか。マジで。
interruption!
I-N-T-E-R-R-U-P-T-I-O-N!!! 土足マーケティング!!!!
彼らマーケター(とも呼べないけれど)は要するに、ラクしようとしている
のである。
過去効果があったから、今回も効果があるだろう。いまだに効果があるだろう。
効果がないとすれば、それは確率の問題で、配布の1%から3%が実際に来店してくれれば
いいって言うし・・・。
そこにあるのは「星に願いを」と「エクスキューズ」である。無責任だ。
そういえば、アンケートというのも楽しよう、というマインドから生まれる。
旅館・ホテルチェーンでビジネス書やテレビ番組でもよく見かける経営者。
彼の経営の秘訣が「アンケート」らしいが、なんでリゾートでくつろぎに来ているゲストが
あんたんちの商売のアンケートに答えなきゃならないの?
つい先週、大手葬儀社からアンケートがきたので即座に破り捨てた。
先日、家族の葬儀をそこから出したからなのだが、この立派なアンケートブック
の費用も、あのバカ高い葬儀代から出ているのかと思ってしまった。
葬儀社がアンケートとって、どうするの?
次、オレの時にちゃんとするため?(ブラックだね 笑)
マーケティングの醍醐味は、対話だ。
そりゃ、手間がかかる。かかるよ。
かくいうぼくも、昨夜実行したある施策で、ものすごいメールの量に向き合わなければ
ならず、今朝からコーヒーを飲む時間もないくらい。目がかすんできている。
しかし、ぼくは楽しい。嬉しい。
メール一通一通に人生がある。気持ちが乗っている。
一人ひとりの顔(会ったことのある人も、ない人も)を浮かべながら、メールに返信する。
商売人として、こんな至福のときを、なぜ、みんな楽しもうとしないんだろう。
楽するのではなく、むしろ、手離れを悪くしよう。
さて、その施策というのは、これです(→クリック!)。